ニャロメとうちら

子猫を初めて飼う、夫婦の生活。

ヘチマの避妊手術 3

全三部作でお送りしているヘチマの避妊手術。いよいよ(やっっっと)最終回となる。

…………お見逃し無く!!!


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『 …………(……ちょっくらゴメンやで。)』


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『 ……ぶるる……(あんなぁ、ご主人。ただただアンタが書くのチンタラ遅いだけやで?)』

 

……そう、、ですよね。気づいたらもうこのブログも1周年のようです(;´▽`A“今年はなかなかハードなゴールデンウィークでした。仕事も忙しいし、春から町内の班長も回ってきたわけで……


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『 ……ぶるるぁ?……(ふん!外であんたが何やってるかとか知らんわ!1周年お祝いのブログもあげんといかんやろがぃ!今回のも何が三部作や?まとめ方がなっとらんだけや。映画でもあるまいし。こんなブログでも人情で見てくれはってる人に失礼だと思わんのか?大体ヘチマヘチマって、、ほんまに。ワイの物語が始まらんのや!仕事が忙しいとかな、言い訳にならんのやで!いい加減にせんとな、しばき倒


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『 ……ぐるる(ニャロメさん、うるさい。今回もアタシが主人公のオハナシよ!はじまりはじまり♡)』

 

 インスタで繋がったヘチマご兄弟プル君ママの情報で知ったが、ヘチマも4月末の方で1歳になったようだ。

いつも時差のあるブログにはなるが、記録として残したい。出来る範囲で頑張る。

己の満足いくまでは書いて行こうと思う。(それを自己満ていうんだね(-ω-;))

 

 

 

 

 

 

 

 

今朝も病院からは連絡はない。ちゃんと無事なのだ。ヘチマを迎えに行ける。

しかし日頃の疲れなのだろうか……思うように身体が動かない。今日はわたしが休みなのだから、しっかりせねば。。うう。。


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『 …………(?)』


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『 ……ぶるる(何やねん。)』


……   退    け    ぇ    ぇ    ぃ    。

 

さて、迎えに来て良いと言われたのは15時半以降。まだまだ時間はあるので二度寝を……とも思ったが、家の事をする。

なるべくヘチマにこれ以上ストレスをかけないよう、帰って来る前に掃除機を念入りにかける。ニャロメも掃除機は苦手なので、いつも逃げ惑う。

しかし驚いた事もあった。

あれはヘチマがまだ来て間もない、子猫と呼べる程の頃である。掃除機をリビングからかけ始めたところで、ニャロメはサーッと廊下へ逃げて行き、そのままいつもなら2階へ駆けていく。ヘチマも一瞬でカーテンの隅に潜って行った。可哀想だが、いつもそれぞれ逃げて隠れてもらいながらの掃除となる。猫らにとっては掃除機は怪物。きっとゴジラのようなものであろう。(ゴジラは悪いやつなのか?映画など、あまり観たことがないので間違っていたら申し訳ない。)

 

〈 ……ウィーン!ぐぁがーー!!!がごぉーー!!!〉

 

とてつもないデカイ声で吠えながら、あらゆるものを吸い込んで迫ってくる。最上階の端っこに潜んで隠れていても、そいつは必ずやって来るのだ。

 

〈 がごーーー!がぁぁーーー!!!〉

 

『 ……』

 

ニャロメが部屋の前まで戻って来た。怖いのに、何故……。

 

『 ……にあーお!』

 

……?

 

『 にあーーお!にあーーお!!!(おい、嬢ちゃん!?どこや!こっちやで!!!)』

 

カーテンからヘチマが顔を出すと、ニャロメが駆け寄る。すると一緒になって部屋から駆け出して行ったのだ。。

 

その時は、本当に映画のワンシーンを目の当たりにしたような気分だった。。

 

誰に教わるでもなく、いつの間にかそういう事って出来るものなのだろうか。

どうしてヘチマが怖くて動けないのを、ニャロメはわかってあげられたのだろうか。どうして恐怖に立ち向かってまで助けに来てくれたのだろうか。ヘチマも恐怖の中、ニャロメを信じて一緒に部屋を飛び出した。

大事な人が出来たら守らなくてはいけない。この人について行けば大丈夫。そういう気持ちは本能なのだろうか。。

凄い……。

 

ニャロメが子猫の頃、掃除機を初めてかけた時も逃げ出す前に同じ鳴き方をしてこちらを見ていた。その時は『 それ怖い!やめろ!』って言ってるのだと思ったが…………もしかして、わたしを助けてくれようと?いやいや、まさか……。。

 

そんな事を思い出しながら家事をこなし、ニャロメとのひと時を過ごす。遊ぼう!と、1番大好きなビニール袋の縛ったものを投げて取ってくるという行為も、猫じゃらしも今日はあまり集中しない。もしかすると1人っ子時代の権力を取り戻そうとするのではないか……と、少し心配していた自分が恥ずかしかった。

ニャロメは本当に優しく、面倒見の良い子なのだ。ヘチマが何処に行ってしまったのか、ニャロメは今も心配なのだ。

 

夕飯の買い物も行きたいし、そろそろという時間。またヘチマを入れて行った籠とネットを持つ。するとニャロメが落ち着きなく擦り寄って来る。

 

『 ぶるるぁん?(ご主人……それ持ってまたどこ行くんや?)』

 

「これからヘチマ連れてくるよ。ヘチマ帰ってくるからね。」

 

ヘチマという単語を聞くと耳がピクッとなる。少しは理解してくれているのだろうか。不安そうな顔をして見送ってくれた。

 

 

 

 

 

 

 

 

近所のスーパーで買い物を済ませて、病院へ。

 

「ヘチマのお迎えに来ました、ゆゆゆです。」

 

「お待ちしてましたー。すぐ呼んで来ますね(*´ー`)ニャロメちゃん、どうでした?」

 

「いやー、それがヘチマの事、ずっと探し回ってました(;´▽`A“ビックリしました。」

 

「それはそれは(ノд`)心配だったんですね〜」

 

受付のお姉さんと話していると、奥から先生がいらっしゃった。その腕の中にはヘチマがキョトンとした顔で大人しく抱かれていた。

 

「あぁぁ、ヘチマぁぁ〜( ;∀;)」

 

診察室へ案内してもらい、ヘチマと1日ぶりの対面をする。相変わらず大人しすぎるほど大人しい笑。。しかし昨日のカッチコッチに固まってしまった感じと比べれば、まだ慣れたようだ。

 

「ヘチマちゃん……ちょっと怖がりさんだったんですけどね、とってもいい子にしてましたよ(*´ー`)」

 

「そうでしたか(ノд`)優しく対応して下さって、ありがとうございました!ヘチマ、偉かったねー!」

 

『 …………』

 

ヘチマのお腹は長方形にキレイに毛を刈られていた。開腹部位もしっかりと丁寧に縫合されていた。先生は説明しながら手術で摘出した子宮と卵巣の画像を見せてくださった。

 

「少しだけですが、発情していたかもしれません。」

 

「そうでしたか。。手術しに来るの、遅かったですもんね。」

 

立派な子宮と卵巣であった。これでヘチマも子供を産めなくなってしまったのだ。ニャロメに続き、またもや人間の勝手で大変な決断をしたのだという事を改めて実感した。

それから、わたしはてっきり術後はカーラーをしなければいけないのかと思っていた。苦手な子も多くそれによってストレスになる事もあるので、院長先生の方針で付けなくても良いと言われているそうだ。ヘチマも実は首輪を自力で取ってしまう子である。それに何より怖がりなのだ。視界に入るでっかいカーラーなんてしようものならパニックになってしまうのではないかと心配していたので、とても助かった。

最初は気にするが、傷もそこまで舐めなくなるという。但し稀に、傷場所を舐め過ぎてしまう子もやはりいるらしく〈 カッチカッチ〉糸を歯に引っ掛けているような音がするようなら、すぐにまた来て欲しいと言われた。

あとはお馴染み、魚の匂いのする抗生物質もまた出された。この日はもう飲ませてあるとの事で、2日分ご飯に混ぜて飲ませるようにと言われた。次回の来院にて抜糸となるので、また休みの日に予約をし病院をあとにした。(手術費は、、なんと……全部コミコミで28000円程。雌の猫の手術は高い!と色んな方から聞いていたので、4万円とか行くのかな……いくらなのかな……と内心ハラハラドキドキしていたので財布の中には6万円も入れて、手に汗握っていたのは秘密である。。)

 

「ヘチマ、お家帰るよ!」

 

『 …………』

 

撫でてやると、ネット越しにこちらを見て手の匂いをかいでいた。表情が読み取れない。

 

 

 

 

 

 

家に着き、ドアを開けようとすると既にニャロメの鳴き声が聞こえた。鍵を内側からカチャカチャしている。

 

『 にあーお!あ〜ん!』

 

「ニャロメ、ただいま!ヘチマだよ!」

 

籠から出し、すぐにネットをあけてやる。家に帰って来たのだと認識すると、すぐに歩き出した。


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『 ……くんくん(……嬢ちゃん)』


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『 ……ぺろぺろ(どこ行ってたんや。)』


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『 ……ぶるる(……心配したやろ?)』

 

『 ……(……そう、、悪かったわね。)』


ヘチマの匂いをかいで、病院の匂いで警戒するのかと思いきや……すぐに舐めてあげるニャロメ。自分でも毛づくろいをして、徐々にリラックスし始めるヘチマ。


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『 ……ぺろり(……もう、何よ。)』

 

ここのところ食欲ないのか、ただのグルメなのか。ちゅーるをちょんと垂らしてあげないとゴハン食べなかったのも、少し発情していたからなのかもしれない。(それに慣れてしまったのか今現在でもそうなってしまった……。人間でいうオカズのようにあげている缶詰も、ちょっととろみや旨味濃厚系のやつでないと……食べない(-ω-;)ニャロメは逆にちょっとだけ高いビーフ系、テリーヌ系は『 うぇっ』って顔して全く食べない(-∀-`; )お皿に土をかけるような真似までするので、本当に嫌いなようでショックを受けた。。ボソボソとしたカツオ缶、マグロ缶が大好物だ。)

この日もカリカリの上に缶詰+ちゅーるの贅沢丼をしっかりと食べたヘチマ。


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『 ……ぐるる』


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疲れたね、お腹寒いね。


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ねんねしな。

 

『 …………くるる(……ふん、言われなくても寝るわよ。)』


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いつもなら料理中足元を離れない2匹だが、余程疲れたのだろう。ヘチマはゴハンを食べたあとはぐっすりだった。

ニャロメもその傍を離れないような位置でヘチマを見守りつつ、眠っていた。


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『 ……ふすー……zz』

安心したような、いつもの寝顔だ。

 

 

 

 

 

 

よよよも帰って来てから人間のゴハンの時間。


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ん?


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ニャロメは?

 

『 ……カリ、カリ』


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え笑?何やってんだ??


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『 ……(何してるのよっ!)』

 

開けても出てこようとしないのだ。この箱で1匹で遊ぶのは久しぶりに見た。


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よよ「もしかしてニャロメ、昨日ヘチマがいない間ずーっと隠れてたと思ったんじゃない笑??」

 

……………………ぇえ、そういう事ぉ!?

だとしたら、、めちゃくちゃかわいいんだが………………(;´Д`)(;´Д`)(;´Д`)


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『 ……ぶるる(嬢ちゃん、今度はワイがドロンやで〜!)』

 

居なかった時間なんてすぐ忘れちゃったり、いつも通りにすぐなるのかと思いきや。ちゃんと居なかった時間を覚えててのこの行動…………とてつもなく可愛すぎて、たまらなかった。。

 

 

 

 

 

 

 

夜はヘチマもお腹が冷えるのだろう。布団の中で人間にくっついて、ニャロメもヘチマにくっついて眠った。

 
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うう…………。


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ストレッチ中に鳩尾に乗るのは厳しいよ、ヘチマ。。

 

 

 

 

 

 

 

1週間後、回復部位を縫い付けていた糸の抜糸。この1週間、ヘチマは傷口もほとんど舐めたり気にしたりはせず。ただお腹が寒いので、なるべく暖かい場所を選んで居座る感じであった。撫でて〜と擦り寄ってくるのは相変わらずで、普段過ごしている様子は特には変わりなく。少しだけ食欲は落ちたような印象はあったが、ちゅーるで誤魔化されてゴハンは毎食8割は食べてくれた。

エストの毛がなくなったのでスリムに見えるようになった。思ったほど太ってなかったのだろうか。

 

今回は自力ではなく、わたしにネットに入れられ(しかもスヤスヤと二度寝していたヘチマ……声かけても起きず(ノд`))籠に入れられ、ニャロメに追いかけられながら見送られ、、

 

『 ぶるにゃー(またワイを置いて何処行くんや!)』

 

慌ただしくも病院へ到着。

今回は数分の作業になると聞いていたので、すぐ帰れるし、大丈夫と簡単に思っていたのが可哀想な事に。。

 

「抜糸の予約してました、ヘチマです。」

 

「こんにちはー(*´ー`)こちらへどうぞ。」

 

先生がお出迎えしてくれ、経過の説明をした。診察台へとネットヘチマを乗せ、体重を計る。今朝はゴハンたべたのだが、絶食した先週より200g程減っていた。

 

「ぽっちゃりに見えたんですけどねぇ。……なんだかお腹の毛がなくなったら……スリムですね。」

 

先生がおっしゃるのであれば、太り気味というのは前言撤回である。それならそれで良かった(´ー`)

 

ん?ヘチマ、なんか…………めちゃくちゃ震えてる。ブルブルブルという擬音がぴったりの震え具合だ。初めて会った日、事故からの脱出の時のように。。

 

「ヘチマ、、、大丈夫。今日はすぐ帰れるよ。ごめんね。ヨシヨシ(ノд`)」

 

助手の方が今日は2人。

 

「では、抜糸に取り掛かりますね。失礼します。ヘチマちゃん、ごめんねー。」

 

怖がるヘチマを仰向けにし、手と足をそれぞれ助手の方が優しく持つ。途中1回だけビクンと蹴って逃げようとしたが、あとはわたしをずっと見ていた。

 

「大丈夫だよ、これ終わったら帰ろうね。ニャロメが待ってるよ!大丈夫!よーしよしよし!(ムツゴロウさん並)」

 

『 …………』

 

先生が縫い合わせた糸を1分もかからないうちに華麗に抜き取っていった。凄い、はやい。。この先生、出来る……!

 

「はい(*´ー`)もう大丈夫です。ヘチマちゃん頑張りましたね。」

 

助手の人も撫でてくれて、ヘチマも今何が起きた???という顔でキョトンとしていた。

 

「これにて避妊手術の全ての行程は終了です。また何かありましたら、何時でもご連絡頂ければ。」

 

 

 

 

 

 

そんなこんなで、ヘチマの避妊手術は無事におしまい。最後の最後までヘチマの気持ちを考えて抜糸にも挑んであげたら良かった事が悔やまれる。

しかしヘチマは、何事もなかったかのようにうちらには接してくれる。


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お腹キレイだ。


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うん、ニャロメのお腹もかわいいね。


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またヘチマには恐い思いさせて、頑張らせてしまった。ごめんね、でも……これからのストレスを減らして、長生きしてほしいからこの選択をしたよ。

 
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……

本当に喋ってくれたら、何て言うんだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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