ニャロメとうちら

子猫を初めて飼う、夫婦の生活。

決めたらハヤイ。それなのに……。(面倒な長文です。)

お姉さんに

〈 決めました。ウチで飼わせて下さい!〉

と、すぐ連絡。

ご実家に連絡してもらい、またその連絡待ちとなった。



夫とも

「ゆゆゆが良いならいいんでない( ˊᵕˋ ;)その代わりちゃんと2匹目とも可愛がるんだよ〜」(もう止められないなと判断したようだ)

「よよよもな!」(偉そう)



7日、8日が運良く約2ヶ月ぶりの2連休だったのでじっくり面倒みれる。

朝8時頃、お姉さんから連絡が来た。

ご実家のお母さまが子猫を捕獲したら、お姉さんの会社まで届けてくださる。そうなると午後くらいだと思われるとの事。

〈 了解しました!〉

さーて、それまでどうしよう。掃除機は昨日かけたし、洗濯物回す予約だけして……今日のご飯どうしよ……。
ニャロメとゴロゴロ……。。

……

…………

気付いたら寝てしまっていたようだ。

スマホには着信が2件。

お姉さんと、、職場オーナーの奥さん……???

んん???……



LINEも来てるので見る。

〈 予定変更です。捕獲したそうなので会社に連れて行きます。10時くらいに迎えに来てくれるかな??〉

〈 猫ちゃん到着しました〜〉

……( ゚д゚)ハッ!

…………もう、10時。

〈 すみません!寝てしまっていました!すぐ向かいます!〉

〈 お願いします〜☆〉



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用意してたバスケットを……って。。

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ちょいと、ニャロさん。笑

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『……ふにゃ?(ご主人、そんな急いでどこ行くん? )』

「ニャロ、、お兄ちゃんになれるかな?…ちょっと待っててね。すぐ帰って来るから。」

急いでいたのだが、これがニャロメの最後の1人っ子の姿だと思うと……撮らずにはいられなかった。

 

スッピンで飛び出し、自宅からそちらの職場までは15分程度。車の流れも良く、すぐ着いた。



「すみません、遅くなって!」

「ううん。お休みの日にゴメンネ〜!」

ついにご対面である。。ご実家の方でもバスケット用意してくださっていたので(ちゃんと蓋がカチッと閉まるやつ)うちの役立たずバスケットは車にしまった。



「……!!!ちっ……ちゃ!かわい……(´;ω;`)!!!」

『ハー!(威嚇)』

「怖がってるね(´・ω・`)初対面だとやっぱちょっと怖いかな。。」

「大丈夫だよー……よーしよし(´;ω;`)わたしにニャロメの匂いとかも付いてるんだと思います。」

『……』ブルブル……

「ウチは犬だから、猫ってなんか新鮮だなぁぁー可愛いね^^* ただ、何かやっぱオス猫だとやっぱりじゃれたりとかメスよりも強いんだってね。大丈夫かなぁ…。」

「それも、心配なんですけどねー…ニャロメは性格的には決して意地悪な猫ではないです。ただ甘えん坊なので嫉妬したりとかでストレスならないか、あと噛むけどそこまで強くもなくなってきてますから……んー、、とりあえずこの2日間での様子見ですね。。」

「実家でもご飯あげたりしてるから、もし無理そうだったらウチで飼うよとは言ってくれたんだ。だから、無理そうだったら言ってくれれば大丈夫だよ♪」

それを聞いて、ちょっと安心した(TT)お優しい。。

「では、またちょくちょく連絡させてくださいね!失礼しますm(_ _)m」

「うん!ありがとう〜。お願いします☆」



さて。安全運転で気をつけて、はよ帰ろう。



この時、きっとカゴを座席の下に置く、もしくはシートベルトなどまでかけるべきだったと……この直後、後悔する事になるなんて思いもしなかったのである。。



信号待ちの度にちょっとでも慣れてほしく、優しく話しかける。

「大丈夫だよー、もうすぐお家つくからねー。よしよーし。よーしよーし。」

『……ハーっ…』 

これは、ちょっと時間かかるかもなぁ。。



もう町内に入った頃。コンビニの先を曲がったらもうすぐ家だ。ウインカーを左に付ける。
付けた瞬間……!

「?!!!!!!」

それまでコンビニの駐車場出入り口で止まっていた車が、いきなりツッと飛び出て来たのだ。

わたしはこの先を曲がろうと思ってのウインカー出した瞬間なので、アクセルは踏み込んでいないものの減速も何もしていない。ブレーキ踏んだが間に合うわけもなく……衝突。

その瞬間、カゴが座席からカバンを置いておいた下に落ち蓋があいてしまったようだ……。



「おい……?……いない、、!!!」

子猫がいない。。びっくりして、飛び出てしまったのだ。



…ふっ……ざけんなーーーー( ºДº)!!!!!!!!!!!!!

鬼の形相で相手方を睨みつけてしまった。(しかもとんでもないスッピンなので、余計怖いと思う。)

おじいさんであった。

おじいさんはバックして、駐車場の中へ入って行き、手をクイクイとしてとりあえず駐車場入れと合図をしてきた。

わたしはケガも何もない。あの衝撃のスリップ事故から約半年……。この車だって中古とはいえ買ったばかり………………しかも、なんで今?????????????
子猫をとにかく無事なのか確認したい……。。

中を見回しても、声をかけてもいない。何処か隙間に入ったのか……。ただでさえあんなに怖がっていたのに、、こんなしなくても良い体験をさせてしまって……もう嫌われてしまっても仕方がない。

子猫が飛び出さないよう厳重に気をつけて車から出た。

おじいさんは既に保険屋か警察に電話しているようだった。

「ええ、はい、はい、相手もケガはありません!」

はぁあーーーっ( ºДº)??!

「よく確認もせずにケガないとか言えますね……。」

ここまで謝罪も、目配せさえ何も無し。。声も届かないようなので、わたしも仕方なく保険屋さんに電話をかける。

あれから半年で。。
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嫌な記憶が蘇る。まーーたこの作業が連日続くのか……。ほんっっと、嫌なものである。とてつもない。。

電話をしていると警察が来た。おじいさんが何か一生懸命警察の方に話している。これは確実にマズイでしょう笑。一旦電話を切らせてもらい、わたしも応戦しに行く。

「まだ大丈夫かとか、確認も謝罪も何もしてもらってないんですが。(イライラ……)」

警官2人いらしたので、1人がこちらへすぐ来てくれた。
説明を始める。すぐ2人目もこちらへ来てくれた。

「まぁね……私たちはどっちが悪い、とは言えないんですよ。《かもしれない》と思いながら運転して貰わないと、だめなんですよ……。あちらも入って来ると思ったんだと言ってましたが、それが間違い。あなたもこんなに見晴らしの良い場所です。止まってるんだからさすがに出てこないだろうと…。そう無意識で決めつけてしまっていたので、そこを気をつけなければいけない。」

悔しいが、そうなのだろう。でも…………。。

頷きつつ、黙って聞いていると、

「でもね、、私たちの立場では言えないんだけど……あなたの方が優先道路でしたからね。。あちらがゴニョゴニョ……。。。(目配せしながら)。。。ま、、あとは保険屋さん同士での話し合いになると思います。」

顔を見上げると、ニッとしてくれた。
……それだけで、気持ち的には少し救われた。

連絡先を専用の紙に書いて交換し、相手方は自走可能なのでそのまま帰れるとの事。(近所じゃん……このコンビニは出来て間もない。土地勘あるなら、わからなかったの……?)
わたしの車からは正面がぶつかった衝撃で凹み、オイルが少し漏れてきているらしい。自宅が近いし子猫も心配だろうけどこれ以上の事態は避けた方が良い。保険屋さんかロードサービスか使っての修理してくれる場所への移動を勧めると言われた。それまでここにしばらく置かせて貰えるよう一緒にコンビニにお願いしに行きましょうと付いて来てくれたので、それもまた助かった。。

じぃ「レッカーなさるんですか?どこに運びます?」

警察「そうですね、オイル漏れがあるので。」

じぃ「そうですか。じゃぁロードサービスかなんかですかね。」

わたし「とりあえず保険屋さんに聞いてみますんで。」

じぃ「わたしが頼みましょうか。」

警察、わたし「いや、大丈夫です。」

警察の方々は帰られた。
一先ずは車内が暑くならないよう子猫に気をつけつつ窓を少し開け、外でまた保険屋さんに続きの説明、レッカー移動の手配を頼むのに再度電話をする。

おじいさんが何やら近付いてきた。

「あぁ……電話中ですね…… 」

電話が終わってからまた近付いて来た。

「あのぉ、すみませんでした。あとは保険で全部させて貰おうと思ってますので。ほんと、すみません。。」

「……はい。わかりました。(ついクセで、いえいえ、こちらこそすみません。とか言いそうになるが、気をつける。こっちは絶対謝らないぞ。。)」

「レッカー移動しますか?わたしの保険でレッカー移動できます。どうしましょう?」

「いや、もう手配しましたので。大丈夫ですよ。」

「……(もじもじ)」

「……( ˊᵕˋ ;)。。(うーん……何だろう……。)……猫を貰ってきた帰りなんですよ。びっくりして飛び出しちゃって、どっか入っちゃったのか見つからなくて。」

「え!それは大変だぁ。……わたしが探しましょうか?」

「いや、大丈夫です。(もうこれ以上関わるの面倒だ。恩着せがましいし……だったら最初に謝るべきでしょ。)」

「そうですかぁ……。じゃぁ、ほんと、すみませんでした。失礼します。」

「はい、大丈夫ですよ。もう、気を付けてくださいね。。」

「あっ、ありがとうございます。。気をつけます。」



レッカー、代車も頼みもうかれこれここにいて1時間以上である。

その間虫の知らせか親から電話が来た。あちらの用件も聞かず事情を知らせて、すぐ切る。笑

職場オーナーの奥さんからもmailが届いていた。職場に毎朝荷物や売上の管理に来てくれているのだが、その時にお姉さんがわたしと連絡がつかないと言ったらしく、心配になって電話をくれたそうだ。(その時点では寝坊してただけなのだが……泣)返信不要ですよ〜とまで書いてあったが、、後で返信せねば。。



先ずは、子猫の捜索である。保険屋さん、車屋さんにも事情は説明した。レッカー移動までにどうにか探し出さねば。。

前側にはどうもいないようだ。座席の下も見て、手を突っ込んでもいない。後ろまで逃げただろうか。
ドアの開け閉めに気をつけ、後ろへ回った。後ろの座席は下側に前程の隙間はないようだ。このもっと後ろかな?
座席に膝を立てて、後ろを向いてみる、と、、

『……にぎゃー』

というような声が膝の下から聞こえた。

「え!?踏んづけてる!?」

慌てて退いて、座席の無いような隙間に手を突っ込んでみた。そしたら結構強い力でガブッッッと噛まれ、指先から血が出た。。あちらも必死なのだ。

「ゴメンネ(´;ω;`)もう、大丈夫だよー。出ておいで。ゴメンネ〜」

もぞもぞと這い出て来て、コッチを見たら……しゅるしゅるーーっと前側へ行ってしまった。

「あぁ(TT)待って!」

待つわけもなく。運転席の、アクセルとブレーキの間を器用に...…………登って行ってしまった。。姿がまたもや消えたのだ。

バイ予感がした。急いで、でもドアの開け閉めは気をつけて前側へ。

噛まれても何でも良い。手を突っ込むが、機械しか触れない。隙間があったようで、奥の方まで行ってしまったようだ。。車の構造がわからないので、もしこれでエンジンとかある方の外側まで繋がっていたら……!

身体を捻って、しゃがんで顔を近づけてみても何も見えない。届く限り腕を突っ込んでも毛も何も触れない。声も聞こえない。。

格闘しているうちにレッカー移動の車と、代車が届いた。

事情を説明する。1番良いのは、今ここで見つけて帰る事。(本来代車はペット禁止だったらしい。でもお家まですぐですから良いですよと許してくださった。)見つからないとこのまま修理工場まで持って行かなければならない。そうなるとまた後日になるか…………。。。

車屋さんなので、構造はわかっている。前側には直接繋がっていないとの事。なので逃げていないのであればこの中には確実にいると言ってくださった。

二人がかりで必死に探す。助手席側とも繋がっているそうで、そちらからも身体をねじらせてとにかく手を突っ込んで、スマホで光を向けて探す。。が、気配すらない。
手で取れる部分は外して貰って、見える部分は広がったが……まだもっと上の方(メーターの裏側など)にスペースがあるらしく、そこに居るのではないかと。今この場では解体は難しいと言われた。。

「その修理工場にはシャッターとかありますか……そこまで行けば解体出来ますか?」

「工場は〇〇(ここから50分はかかる)にありまして、シャッターはあります。。今よりは道具もあるので解体出来ます。一緒に、行きますか……?」

「行きます!」

「行けますか……。じゃぁ、一緒に行きましょう!付いて来てください!」

まだ朝から何も食べても飲んでもいなかったので、子猫には申し訳ないがコンビニでサンドウィッチとお茶、そしてお兄さんにコーヒーを申し訳程度だが買った。
レッカー車の後ろから代車で付いて行く。事故あった直後にこの並んで付いていくのがまた恐ろしい。(何故かぎりぎりで何度も合間に入られた。確実にこの日の運転の運が良くない。。)恐ろしいが、子猫のため。必ず今日、家に。我が家に連れて帰らなければならない!!!

丁度50分程で工場に着いた。もう話は通してあるようで、すぐに人が出てきてくれた。わたしも細かく説明し、すぐに車の内側の解体作業へ。
わたし含め、大人4人がかりで捜索する。1人は先程までもレッカー移動してくださっていたお兄さん。1人は少し年配の方、もう1人は何となくお調子者のお兄さん。

「ニャーン♪っつって出てくればいーのにね。」

明かりを照らし、下から斜めから変な体勢とりつつ探す。外せる部分をどんどん取って行き、くまなく手さぐりもするが……いない。
小声で「ひと声も鳴かない……気配もねーよ?死んでんじゃ……」「そういう事言わない!探せ!」となどいう声も聞こえてくる……。
あとは部品を使って開ける1番上の部分。メーターの裏側である。ここに居なければ…………。
開けたが、真っ暗で何も見えない。明かりをつける。

「……あっ!目が!目が光りました!いた!」

もう1人の方が捕まえてくれたら良かったのだが、噛むかもしれないとわたしが話していたので怖くてなかなか手が出せなかったようで(;´Д`)サッとまた奥の方に入ってしまった。。

でも、いた。いたのだ。咄嗟に隠れられるくらいの元気はあるようだ!

「ニャンニャン捕まえてもらってもいいっすか?」

場所を代わってもらい「コレを」と渡された軍手も貸してもらい、グッと手を突っ込み…………でも、届かない(TT)。。

「下から引っこ抜くか……いやでもなー……」

歯がゆいところまできている。。

とにかくスペースを確保し、上に追いやることにした。みんな気付いたら軍手付けていた笑。

「軍手したから、もう捕まえる!」

場所を交代し、改めて見守る。。すると、下から追いやられてきたのですぐに捕まえられた!!!

「はい!」
速攻手渡され、(怖いらしい笑)

「うっ、、うあぁぁーーー(TT)!!!!!ありがとうございますーーーっっ!!!!!」

抱きかかえた。(その時は、子供でも産まれたような感動だった笑。。)

あんなにわたしのことを怖がっていた子猫だったが、わたしにしかすがることが出来ない状況。胸にしっかりとしがみついていた。。

「ごめんね、ゴメンネ、怖かったね。良かった(TT)ほんとに皆さん、ありがとうございます!」

奥の方からお調子お兄さんが話したのか、事務らしき女性たちが一緒に出てきた。

事情を説明し、それは大変だったねと優しい声をかけてくださった。。子猫もカワイー!!!と褒めてくださった。

お礼の言葉しか出てこない。。とにかく「ありがとう」なのだ。。それ以外ない。

またカゴに子猫を入れて、しっかりとフタを閉じた。

最後に、レッカーのお兄さんが
「コーヒー、ごちそうさまでした♪見つかって本当に良かったです!見つからないまま修理始まっちゃったら……気が気じゃないですからね( ˊᵕˋ ;)」

「ほんとに、、もっとお礼したいのですが……すみません。ありがとうございます!助かりました!」

「お気を付けてー!」

本来ペット禁止の代車にまた乗り込み、とにかくとにかく安全運転で来た道を戻る。子猫も疲れたのかカゴの中でシーンとしていた。。帰る頃にはもう、17時半くらい……。

わたしの両親が家の前まで来てくれていた。
「あんた大丈夫なの??朝から何も食べてないと思って、スパゲティ作ったから持ってきたんだよ。」
助かった……。
「ありがとう。。(TT)」

色々たくさん持ってきてくれたので、そのまま夫との夕飯にした。夫も「嫁がまた事故りました!」と言って早上がりにしてもらったらしい。
「ありがとう。。。(´;ω;`)」

ニャロメも待ってたよね。
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「ニャロも、ごめんね。。(;Д;)(;Д;)」

『…………(ええんやで。でもご主人、コレ何や?)』



とにかく、とんでもないスタートとなってしまったのだ……。



やっと次回からにはなるが、、可愛い可愛いニャロメと子猫のほほえましいブログを更新していきたい。。